SKPとは、Super Kids Project(Program) の略称になります。
レゾンのチームスタイルである驚異のアイデアで仕掛け、超越したテクニックで相手を翻弄する個の力、その圧倒的な個の魅力でGAMEを支配する。見ている人を魅了する選手に、そして一番に個の力で打開できる選手の育成をコンセプトに、サッカー基礎の習得、次世代原石の発掘、選手のストロングポイントを見つけ、明確な目標の設定、目標達成のためのプロセスを実行できる環境を作る目的で開設されました。
特にストロングポイントを見つけることで、時間は違えど、選手はチャレンジするようになります。そのチャレンジで成功や失敗を学び、次のチャレンジのための大きな糧になります。
仮に失敗した場合やうまくいかなかった場合、自分に足りないものは何なのか考えてしまうと思います。
レゾンの育成は、個のストロングポイントに対しての足し算です。簡単に言うと、個のストロングポイントを輝かせるためのパーツを足していく考え方です。前者と後者では、言葉が違うだけでなく、意味も全く変わります。子供たちも自分が得意とするものや自信を持っているものは様々です。沢山のチャレンジをして成功事例を築き上げて成長していきます。
試合先で指導者が、足りない部分は○○だから練習と、耳にすることがあります。選手は素直に取り組むでしょう。足りないものを追い続けると、平均的にできる選手になる場合もあります。
では、この選手の強み(ストロングポイント)は?
指導していく上で、その選手のストロングポイントを発掘し磨くことは、個に向き合うことが大前提になり、とても労力が必要なことです。それは十人十色だからです。しかし、選手は自信を持てる強みがあれば、驚くほど貪欲になり、真剣に取り組む姿に変化します。我々は、こちらを選択します。
足し算方式とは・・・ドリブルが強み(ストロングポイント)の選手がいたとします。
A.ドリブルで上手くいかない場面が増えてきた。ドリブルよりもパス等自分に足りないものを探してトレーニングした。ドリブルよりもパスを選択することが多くなり、仕掛けることも少なくなった。
B.ドリブルで上手くいかない場面が増えてきた。自分のストロングポイント(ドリブル)を活かすためのパーツを足した。例えば、相手にとって嫌なスペースがある。ドリブルで仕掛けることでスペースが消えてしまう。パスを使ってそのスペースで勝負したほうが、強みのドリブルが活かせるから、人を使ったパスのトレーニングする。そこでもドリブルの要素を活かしたパスをするような工夫が足された。
AとBでは、大きな違いがあります。Aは、強みが何なのかわからなくなってしまいます。次にBはどうでしょう。Bはストロングポイントを活かすために必要なことを足しています。どちらがプラスでどちらがマイナスでしょうか?
ストロングポイントを伸ばすことで、足りないと思っていた部分は同じように成長していきます。とどまることはありません。
ストロングポイントが特化した選手に思いがちですが、そこが特化しているのならば、他の要素も足され成長しているので、相手にとって怖さがあり、魅力のある選手が生まれます。
プラスの方式で取り組む選手は、必ずどこかのタイミングで成長爆発が起こります。指導者は、そのタイミングを見逃さず、プラスを足していくことが非常に大切になります。
小学校年代は、基礎となる土台作りであり、次のステージに進むための大事な期間です。
5年後、10年後の選手の姿を見据えて、ゴールデンエイジとも言われる大切な時期だからこそです。
またクラブ生は随時募集しておりますので、練習に参加してみたい等のお問い合わせはお気軽にお申し付け下さい。